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2006年12月 9日 (土)

鯨⑤

クジラ関連で民俗学者の宮本常一『日本の村・海をひらいた人々』(ちくま文庫)を読みました(この人の本は数年前に『塩の道』(講談社学術文庫)というのを読んだことがあるんですが、メチャ面白かった・・・)。これを読んで江戸時代の漁業のイメージが変わりました。彼らは自分たちの生産性を上げるために信じられないほど広範囲に情報を発信・受信しているんです。九州の五島から紀州まで漁法を習いに来たり、腕のいい漁師を技術顧問として雇うために瀬戸内あたりまで出向いたり、あるいは高速の船を造るために職人を探し歩いたり・・・と世界を股にかける現代のベンチャー企業並です。江戸時代の庶民って決められた所から動けなかった?なんていう勝手な思いこみがありますが、全然違うんです。すごいバイタリティです。それから前々から鯨油のことが気になっていたんですが、この本を読んでわかりました。外側の黒い肉と中の赤い肉の間にある白い肉を小さく切って煮ると良質の油が取れるんだそうです。なお、この本は宮本常一が子ども向けにやさしく書いた本なのでとても読みやすいことを付け加えておきます。

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宮本常一 生誕100年 福岡フォーラム
宮本常一を語る会主催
5月27日(日) 13:00~17:00
アクロス福岡 円形ホール

フォーラム概要
主催者あいさつ[ 代表世話人 長岡秀世 ]13:00~13:10
ドキュメンタリー鑑賞[ "学問と情熱"シリーズから ]13:13~14:00
基調講演[ "家郷の訓"と私 原ひろ子 氏 城西国際大学客員教授 お茶の水女子大学名誉教授 ]14:05~15:20
パネルディスカッション[ コーディネーター 長岡秀世 ]15:35~16:45

パネリスト
武野要子 氏 (福岡大学名誉教授)
鈴木勇次 氏 (長崎ウエスレヤン大学教授)
新山玄雄 氏(NPO周防大島郷土大学理事 山口県周防大島町議会議長)
佐田尾信作 氏 (中国新聞記者)
藤井吉朗 氏 「畑と食卓を結ぶネットワーク」
照井善明 氏 (NPO日本民家再生リサイクル協会理事一級建築士)

作品展示
宮本純子[ 宮本常一名言至言書画作品 ]
瀬崎正人[ 離島里山虹彩クレヨン画作品 ]
鈴木幸雄[ 茅葺き民家油彩作品 ]

投稿: 宮本常一を語る会 | 2007年5月26日 (土) 05時49分

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