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2007年5月13日 (日)

理想の収容所

松平健主演『バルトの楽園』を見ました。第1次世界大戦ときに中国の青島で日本はドイツと戦闘しました。そのときに捕虜にしたドイツ人を収容したのが板東捕虜収容所です。とにかくいいお話です。収容所内にはソーセージやパンの工房、酒場もあります。新聞社があって新聞が発行されているんですから驚きです。さらに、捕虜たちは地元の中学生にバイオリンなど西洋音楽を教えたり、鉄棒などのドイツ式器械体操を教えたり、植物の標本を作って学校に寄付したりもしているんです。この板東捕虜収容所のことは知っていましたが、こうして映像として見るとじつに牧歌的です。とても収容所とは思えません。12日間もお寺などを使って捕虜のドイツ人が物産展覧会を開いて徳島県中の話題になったというエピソードも描かれていました。この理想の収容所を作った所長の松江豊寿大佐を松平健が好演です。こうしたサムライ精神をもった立派な軍人がいたことを描いたというだけでもこの映画は価値があります。ただ、もう少し一つ一つのエピソードを掘り下げて欲しかった。ドイツ人の音楽教師・体操教師と生徒たちとの心の通い合いやカメラを撮っていたドイツ人青年と村娘の淡い恋などの伏線がいまいち弱く、ラストの第九演奏会へ向かってやや盛り上がりに欠けたように感じました。

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コメント

これ観たいと思っていたのですが、盗作問題が出て、なんか急に観る気がうせちゃった映画です。でも、やっぱ観てみたいです。ご紹介ありがとうございます。

投稿: まるたみ | 2007年5月20日 (日) 11時32分

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