現場主義
加藤十八編著『ゼロトレランス 規範意識をどう育てるか』(学事出版)を読了。イッキ読みでした。それぐらいインパクトがある本です。加藤氏は今の学校教育における生徒指導の問題点をズバリ指摘しています。そして、提示しているその処方箋も明確です。アメリカで成功を収めたゼロトラレンスとプログレッシブディシプリンの現場への導入です。一刻も早くかつ強力なリーダーシップでこれに着手する必要があります。氏が言うように、これまでの学校現場は、「子ども中心主義」なる教育学者の幻想的で実行不能な方策に振り回されてきました。が、それでも現場独自の工夫でなんとか切り抜けてきていると思います。しかし、これ以上現場に負担を強いるのは限界でしょう。何かというと学者をありがたがるこの国の教育界の悪癖はもうやめなければなりません。フィンランドはなんと教育学者の100%が現場出身なんだそうです。


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