しっかり者だからだ
このところ心身共にイマイチで、全然本が読めませんでした。ようやく、体調も元に戻って読んだのが・・・村上龍『走れ!タカハシ』(懇談社文庫)。すごく面白いんだなあ、これが。軽妙なユーモア小説ですが、文章がうまい!この見事な文章でどんどんこの変な世界に引き込まれるんです。ちょっとへんてこりんで、ちょっとエッチで、だけど妙にジーンとくる不思議な小説と言っておきましょう。なんと言っても、PART11の「オレは17歳だが、とても忙しい、その理由は、しっかり者だからだ」が最高傑作でしょう。ところで、タカハシとはかつて広島カープにいた俊足の一番バッター高橋慶彦選手のことです。それが、どういう関係にあるのかは読んでのお楽しみです。


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