田村カフカ②
村上春樹『海辺のカフカ 下』(新潮文庫)を読了しました。面白かった・・・よくわからないんだけど。いつものことながらこの村上春樹の面白さは癖になります。あれだけ混沌とした展開がだんだん収束してつながっていくところがこの下巻の面白さです。「ぼく」と「カラスと呼ばれる少年」「佐伯さん」「さくらさん」のつながりは明確ですし、「大島さん」の位置も興味深いです。「入り口」もわかりました。「カーネルサンダース」や「遭難した旧日本兵」もなんとなくわかるつもりです?・・・が、「ナカタさん」と「ジョニーウォーカー」がさっぱりわかりません。この作品は春樹ワールドの一つ集大成なんでしょうかね。生死、男女、性、言葉、現実と非現実などあらゆるテーマが書き込まれているように感じます。
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