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2009年6月 6日 (土)

道三②

司馬遼太郎『国盗り物語(二)』(新潮文庫)を読みました。斎藤道三はとにか奇想天外で面白い。もちろん小説の中の人物であることはわかっていますが、これが実在した人物とは思えません。一介の村人から坊主になり、油商人を経て美濃へ流れ、そこから守護大名を追い出して領主へと転身していくさまは「戦国」の世の魅力を一人で体現していると言えましょう。堺屋太一だったと思いますが、戦国武将のスケールの大きさは幕末の志士など足下にも及ばない・・・と言っています。僧と商人を経験しているところが道三をただの強い武将ではなく革命家ならしめているところでしょう。当時の腐敗しきった時代状況を「壊したい」という強い動機があったということでしょうね。

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