アリストテレス
アリストテレス『詩学』(岩波文庫)を読みました。これがいわば人類初の批評・評論と言っていいようです。アリストテレスは、悲劇・喜劇・叙事詩などはすべて「再現」なのだと言います。特に、悲劇は「筋」が最重要(ちなみに2番目が人物性格、3番目は思想、4番目は語法)である、なぜなら、悲劇は人間を再現するのではなく、行為と人生の再現だからだ、と言っています。ところで、詳しいことは分かりませんが、ここでアリストテレスが言う悲劇とか喜劇は現代の私たちが理解しているものとは違います。それから劇のことを今もドラマと言いますよね。悲劇や喜劇のことをドラーマと呼ぶそうなのですが、これは行為する(ドラーン)者を再現するという意味だそうです。なお、この岩波文庫にはホラーティウスの『詩論』というのも入っているんですが、疲れちゃたのでこれは読んでいません。
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