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2009年10月19日 (月)

メモというジャンル

梅田卓夫・清水良典・服部左右一・松川由博『新作文宣言』(ちくま学芸文庫)を読みました。面白い内容です。一言で言えば「作文」ってそもそも何なの?ということを徹底的に考えてみた・・・という本です。とくに私は「メモというジャンル」の章が目からうろこでした。メモを作文の準備段階と考えない、メモの方が完成形よりも内容的に素晴らしいことがある、という主張です。私もなんとなくこういう経験をしたことがあります。例として掲載されている高校生の作文もいいです。ただ、おそらくこの本文中には書かれていない指導のポイントがたくさんあるはずです。著者たちは作文の根元的なことを探るのが目的で、どう発問したか、どう助言したか、というようなやや枝葉末節に見えること(本当はここも根元的なのだと私は思います)は視界からはずれていると推察されます。この予想が正しかったことは著者を講師に招いて文章講座を開いた公民館の方の「解説」を読んでわかりました。

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