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2009年11月 8日 (日)

言語の謎

竹田青嗣『言語的思考へ』(径書房)を読みました。難しいですが、著者の論の進め方が丁寧なのでゆっくり読み進めば理解が困難ということはありません(ただし、最後の章は現代哲学のいくつかの知識がない私には苦しいですね)。さて、この本の主な内容は「言語」のもつ2つの謎・・・「多義性」と「決定不可能性」の解明が主たる内容です。この謎の解明のために250ページぐらい使ってるんですよ。キーワードは言語の「信憑関係」、「現実言語」と「一般表象」のちがい、ハイデガーの存在論と「了解」です。こうした言葉を並べても意味はわかりませんよね。それにしても、哲学者の頭の構造ってどうなっているのでしょうか。論理の破綻を見つけて、新しい概念を生み出してそこを埋めるというような作業を自分の頭の中でやってわけで、ちょっと尊敬します。

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