文化・芸術

2008年11月22日 (土)

セザンヌ主義

横浜美術館で開催中の「セザンヌ主義」へ行ってきました。こういう展覧会っていつも混んでるんですが、みんな熱心ですよね。セザンヌは名前ぐらいは知っていましたが、どういう画家なのかはまったく知らなかったので勉強になりました。一言で言えば近代絵画のパイオニアってことなんでしょうか?彼が試みたさまざまな手法をその後の画家たちがより進化させていったということのようです。ピカソ、ゴーギャン、マティス、モディリアーニなどこれも名前しか知りませんが、キュビズムとかフォーシズム(野獣主義)とか言うような画期的な表現へと結びついていったのだそうです。私はセザンヌの絵のややくすんだような色調が印象に残りました。落ち着くというか、疲れた時にぼやっと空や街を見ているような・・・そういう雰囲気を感じました。今、サイモン&ガーファンクルの「スカボローフェア」が流れているんですが、この曲にピッタリです。

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2008年11月 2日 (日)

大琳派展

昨日、上野の東京国立博物館で開催中の「大琳派展」に行って参りました。琳派とは本阿弥光悦、俵屋宗達から始まって尾形光琳、尾形乾山、酒井抱一などを含む絵画・工芸の一派です。ただし、これらの人間関係の中には師や弟子といった関係はなく光悦・宗達の芸術性に魅せられた100年後の光琳がその芸術を受け継ぎさらに100年後再び抱一が受け継ぐという一風変わった系譜になっているのだそうです。今回のイベントの圧巻は俵屋宗達・尾形光琳・酒井抱一の3人の「風神雷神図」を一堂に展示してあり、3枚を比較して見ることが出来るところでしょう。これは面白かった。とくに雷神の位置、雲の描き方、衣装の色が微妙に違っているところに興味を持ちました。個人的にはやはりオリジナルの俵屋宗達がいいです。雲の描き方が空から舞い降りる動きを感じさせていて、躍動感を感じます。それに顔に愛嬌があるんです。

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2008年10月14日 (火)

浮世絵とピカソ

先日の3連休は「芸術の秋」を楽しみました。土曜日に東京江戸博物館で開催中の「ボストン美術館浮世絵名品展」へ。江戸初期の作品から喜多川歌麿、葛飾北斎、安藤広重など超有名な絵師たちの本物を間近に見ることができました。なかなかない機会なので、目をこらして見たところ・・・感動したのはその微細な仕上がりです。北斎の作品でトンボの絵がありました。これに顔を近づけてじっと見てみると、なんとトンボの羽に薄い黄色で斑紋が描かれているではありませんか。驚きました。祭日の月曜日には六本木にある国立新美術館へ。ここではピカソと創造の軌跡展」を見ました。その迫力は認めますが、なにしろ常識を越えた絵ばかりですから、なんともうろたえるばかりで心に響くという感情が持てません。が、その後同館で開催されている他の展覧会を見たところ・・・確かに上手なんですが、ぜんぜん心に響かないというか退屈というか、ちっとも面白くないんです。このとき、はっきりとなぜピカソの絵に価値があるのかわかったような気がしました。岡本太郎が言うように、爆発しているか否か、そこがポイントですね。

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2006年10月15日 (日)

アラビア書道

アラビア書道というのがあるのをご存じでしょうか?私も今日初めて知りました。近所に公共の地区センターがあるんですが、そこで行われたいわゆる地域の文化祭で知ったんです(私も自分がやっている太極拳のワークショップで参加したんです)。驚きました。アラビア文字はとっても美しくてまるでデザインのようなんです。興味津々で見ていたら、「やってみませんか」と声がかかり、いざ!アラビア文字の五十音対応表を見ながら、自分の名前「ひろし」を書いてみました・・・筆は細い竹の先端を斜めにカットしたもの。これに墨をたっぷりつけてスベスベの紙に書くんです。ツーと滑る感じがなかなか快感。竹ペンをうまく使って太いところと細いところを書き分けるのがコツみたいです。それに、何度重ね書きしてもいいんですって。面白いことに、アラビア文字は一文字一文字がなんらかの規則でつながる場合があり、そのときは文字の形が変化してしまうのです(ですから、表からアラビア文字を拾ったあとに指導者の方に見せて文字を直してもらってから書きました)。文字を書く行為がこのような芸術として大成したのは中国・日本の漢字とこのアラビア文字だけらしいです。

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2005年9月26日 (月)

リーディングシアター

先日の3連休初日にリーディングシアターを見てきました。いわゆる朗読劇・群読劇です(と言っていいかな)。「おみみ・み」というグループのRSだったんですが・・・最高でした。こんんなに感動するとは驚き。ジーンときて・・・まわりを見たら泣いている人がいっぱい。素晴らしかったなあ。演目は「森におかえり」と「あらしのよるに」の2本。「声」の迫力に圧倒されました。みなさん役者さんのようでさすがだなあと思いました。われわれ素人と何が違うのか考えてみたんですが・・・次の3点かな?①目線。プロは見事なまでに目線が落ちません。目の方向に声が届いているという感じでしたね。②言葉を読み分けることに徹底性がある。素人はここに妥協があるような気がします。③声を観客に届けようとする一貫した姿勢。素人って結局、自分に聞かせているんじゃないでしょうか。

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