映画・テレビ

2009年1月 5日 (月)

ハル・ベリーのホラー

ハル・ベリー主演の『ゴシカ』を見ました。明日から仕事だという夜、なぜか眠れなくなり・・・深夜にテレビをつけてぼやっとしていたんです。そうしたら、偶然にも映画が始まりました。なんとなく見ていたら、なんとハル・ベリー主演ではありませんか(大好きなんです)!で、そのまま見始めたらこれがやめられなくなってしまいました。一応はホラーなので怖いことは怖いんです。が、どちらかというとサイコサスペンス調というかミステリー調というか・・・謎解きにはまってしまった感じです。こういう映画はここにストーリーを書けないのが残念です。ハル・ベリーが演じる女性刑務所・精神病棟に務める心理療法士が主役です。彼女が、ある晩に事件に巻き込まれ、気づくと精神患者とし病室で目を覚ますんです。いったいどういうことなのか・・・今、振り返るとストーリー展開に辻褄が合わないところもあるんですが、でもハル・ベリーがいいのでOKです。

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2008年9月 7日 (日)

灰で砂塵をつくる

昨夜、NHKBS2で黒澤明監督作品『七人の侍』を結局、8時から11時35分まで見ちゃいました。何度も見ているのでチラッとなんて思っていたら・・・。やっぱり面白い。何度見てもよくできています。映画はおもしろくなくちゃね。今回は改めて菊千代役の三船敏郎の存在感の大きさを感じました。ちょっと頭が弱くって、わめきちらしているけど人なつっこくて、純粋な菊千代は、あの鋭い目の三船がやるからひときわ存在感があるんで、あれを普通の人がやったらカルいお調子者になってしまいます。で、今日は1時から同じくBS2で1991年のNHK番組『七人の侍はこうしてつくられた』を見ました。この手の番組は大好きです。創造活動の裏側ってじつに面白いです。今回初めて知ったのは馬が駆けるシーンはわざわざ灰を撒いて砂塵が舞うようにしていたというエピソードです。砂塵が舞うとスピード感が出るんだそうで・・・黒澤明が言うには「ジョン・フォードもそう言ってる。けど、向こうは何もしなくても砂塵が舞うような乾燥した場所はいくらでもあるよね。日本にはないから灰を撒いた」とのことです。西部劇の迫力を越える時代劇を創る・・・これがコンセプトだったようです。

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2008年1月13日 (日)

B級三つ星

広末涼子・阿部寛主演『バブルへGO!』を見ました。高一の娘が見ると言うので、何気なく見始めたのですがハマリました。一言で言えばタイムマシンものの傑作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のパクリものです(そもそもタイトルのロゴからしてパクリ)。しかし、そこがこの映画の魅力です。頭をからっぽにして楽しむには最適で、いわゆるB級娯楽映画としては三つ星です。まず、設定がうまい。現代の22歳の主人公が財務省の秘密プロジェクトの密命を受けてバブル崩壊を食い止めるために17年前へタイムスリップします。前半にいろいろと仕掛けがあり、後々これが楽しめる工夫があります。ベイ・ブリッジ、携帯電話、ティラミス、飯島直子、ラモスとドーハの悲劇、ディスコ、「やばい」・・・などが過去と現在のズレの面白さを感じるアイテムになっています。うまく『バックトゥ・・』をパクっていてそこ見つけるのが面白い!(インディ・ジョーンズのパクリもあります)。

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2007年12月16日 (日)

壇れいがいい

山田洋次監督・木村拓哉主演『武士の一分』を見ました。ご近所の方にDVDを借りての鑑賞です。山田洋次監督の藤沢周平原作シリーズは確かこれで3本目でしょうか?主演のキムタクが凄くいいという評判のようですが・・・私はまあまあという評価です。どうも田舎侍になりきれていないような印象を持ちました。ところで、このシリーズって下級武士の奥さん役がいわゆる「マドンナ」的になっていて主役よりもむしろそっちの方がポイントになってますよね。宮沢りえや松たか子もよかったけど今回の壇れいはかなりいいです。人が良くて一途な田舎者で心から旦那様を慕う武士の女房を演じきっていたと思います。でも、全体としては前作・前々作の方がよかったかなあ。

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2007年10月 7日 (日)

ネズミはどこだ?

J・ニコルソン、M・デイモン、R・ディカプリオ3大スター共演の『ディパーテッド』は、なんといいますか、映画でしかできない面白さです。警察から組織に送り込まれたR・ディカプリオと組織から警察に送り込まれたM・デイモンの2匹の「ネズミ」が主人公です。娯楽作品的な要素が強いですが、一種の心理サスペンスでもありますね。2人のちょっとした言葉のやりとりや仕草が一つ一つ気になる展開になっています(ただ、ラストはやや不満が残るのですが・・・)。なお、主人公の2人はもちろんですが、組織のボスであるコステロを演じるJ・ニコルソンが抜群の存在感です。R・ディカプリオと差しで話すシーンが多いんですが、このあたりの2人の演技のぶつかり合いは見応えがありますよ。

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2007年10月 6日 (土)

ホテルルワンダ

久しぶりに重量感のある映画を見ました。『ホテルルワンダ』です。見ていて胸が締め付けられるわけではありませんし、涙が止まらないわけでもありません。ただひたすら映画の中の主人公たちといっしょに息をひそめて見ていました。アフリカのルワンダで起きたツチ族とフツ族の衝突・・・虐殺から逃れるために避難民たちを守るために行動する一人のホテルマンを描いた映画です。いろいろなことを考えました。①白人がアフリカを植民地にしたその後遺症は民族内の殺し合いにまで繋がっている(ツチ族とフツ族を分けたのはベルギー人です)。②白人国家は決して有色人種を本気で助けようなんて考えない(これは我々日本人も肝に銘じた方がいいですね)。③結局、無私の精神をもった真のリーダーが出てこない限り、国家は成立しない(ルワンダにも西郷さんと武士階級のような人がいればいいんですが)。必見の作品です。

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2007年10月 4日 (木)

人命軽視?

DVDで映画『零戦燃ゆ』を見ました。加山雄三なんかが出てます。主演は若い俳優ですが・・・名前がわからない。なんと新人の早見優がヒロイン役で出演してます。内容はまあまあです。零戦の歴史を知るにはわかりやすい1本だと思います。が、一つ非常に気になったところがあります。映画の中のナレーションやアメリカ人のセリフで使われていた「日本の零戦は装甲が薄い。これは人命を軽視していたからだ」という意味の言葉です。確かに零戦は装甲が薄いんですよね。ありとあらゆる点で抜きんでた能力をもつ零戦のただ一つの弱点が「装甲が薄い」という点にあります。戦闘能力を最大にするために機体を極限まで軽くしたからです。でも、ここを犠牲にしない限り欧米の戦闘機に勝てる航空機はできなかった・・・苦肉の策です。零戦がなければ対米戦争序盤での破竹の快進撃はありません。それを「人命軽視」と簡単に言うのあんまりです。すべてを完璧にできる人はこの世に存在しません。過去の人間の努力を批判するのは軽いものであってはならないと思います。

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2007年9月21日 (金)

キスカ

レンタルDVDで借りました。実話を元にした戦争映画『太平洋奇跡の作戦キスカ』です。1965年の東宝映画で白黒なんですが、キャストが豪華です。三船敏郎、山村聡、志村喬、稲葉義男、田崎潤、佐藤充、平田昭彦・・・などなど一昔前の日本映画界のスターの競演。北の果てキスカ島に取り残された5200人の将兵を救出すべく海軍が奇跡の作戦を展開します。味方は米軍の目を眩ませてくれる気まぐれな霧だけ。濃霧の海を6隻の駆逐艦・巡洋艦が静かに出発します。周りを敵艦隊に囲まれ、1日中空からの猛爆を受けているキスカ島にどう近寄り、撤収作戦を敢行するというのか・・・ここでは書きませんが、ピンチの連続でハラハラドキドキ。それにしても、こういう戦争映画を見るとリーダーの決断にいつも感動します。周りからどんな批判を受けようとも自分を信じて命令を下し、場合によっては死を覚悟してわずかなチャンスに賭ける男の生きざまに唸ります。

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2007年9月17日 (月)

ドリームガールズ

レンタルDVDで映画『ドリームガールズ』を借りてきて見ました。面白かった・・・というよりも圧倒されました。黒人音楽というのはどうしてこうもパワフルなのでしょう。彼ら彼女らの歌声とリズムにただただ打ちのめされながら見ていました。それだけでも価値ある映画です。内容はスターを夢見る3人組の少女があるマネージャーからチャンスをもらいスターダムにのし上がっていくサクセスストーリーです。が、この過程で恋愛と人間関係のもつれがあり、それぞれの生き方のズレが起こり・・・。それにしても、この映画は最近では珍しいミュージカル的な構成(ミュージカルというわけではないんだけど『シェルブールの雨傘』みたいにいくつかのセリフが歌になっている、とでも言うか)になっているんです。それがまた新鮮です。

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2007年7月 8日 (日)

救助隊

『ワールドトレードセンター』(ニコラス・ケイジ主演)を見ました。あの9・11同時テロの実話です。救助に向かった警察官がビル崩落に巻き込まれて2人が生き埋めになります。この2人の救出ドラマです。映画の面白さとしてはまあまあでしょうかねえ。思うに、あの事件そのものがあまりにも凄い出来事すぎるんです。事実にもとずいていることがこの映画の重要ポイントですが、だから逆に思い切った脚色がしにくかったのではないでしょうか。関係者のみなさんもまだ生きていらっしゃるわけだし。それにしても私が感動したのは生き埋め状態の2人を助けに行く救助隊の勇気です。いつ崩れるかもしれない瓦礫の中に腹這いになってもぐり、石を一つ一つ除去して一人通れるかどうかのルートを確保していく危険で地道な作業。この世にはこんな危険な仕事があり、そういうことを仕事に選ぼうという人がいることに感動しました。

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2007年5月20日 (日)

お箸を使うフィンランド人

小林聡美・片桐はいり・もたいまさこ、3人の個性派女優が揃った『かもめ食堂』を見ました。不思議で・・・のんびりした映画です。いまの私の気持ちにかなりフィットして、いい気持ちで見ちゃいました。舞台がフィンランド。小林聡美がここで小さな食堂をやっています。で、ワケありの片桐はいり・もたいまさこがこの食堂を手伝うことになるんです。上記3人の日本人以外の出演は全員フィンランド人。このお話の不思議なのはなぜか日本語とフィンランド語の言葉の違いがあんまり気にならないことと食堂に来ているフィンランド人がみんなお箸を使って食べていることです。なぜかみんなお箸の使い方がうまいんです。練習でもして撮影に臨んだのでしょうか。そこが何だか気になりました。日本かぶれの青年、コーヒーの入れ方を教えてくれる中年男、おしゃべりな3人組のおばさん、いつもウインドー越しに食堂をにらむ女性などいろいろなお客さんと3人の日本人との関係がこの映画の面白いところです。

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2007年5月13日 (日)

理想の収容所

松平健主演『バルトの楽園』を見ました。第1次世界大戦ときに中国の青島で日本はドイツと戦闘しました。そのときに捕虜にしたドイツ人を収容したのが板東捕虜収容所です。とにかくいいお話です。収容所内にはソーセージやパンの工房、酒場もあります。新聞社があって新聞が発行されているんですから驚きです。さらに、捕虜たちは地元の中学生にバイオリンなど西洋音楽を教えたり、鉄棒などのドイツ式器械体操を教えたり、植物の標本を作って学校に寄付したりもしているんです。この板東捕虜収容所のことは知っていましたが、こうして映像として見るとじつに牧歌的です。とても収容所とは思えません。12日間もお寺などを使って捕虜のドイツ人が物産展覧会を開いて徳島県中の話題になったというエピソードも描かれていました。この理想の収容所を作った所長の松江豊寿大佐を松平健が好演です。こうしたサムライ精神をもった立派な軍人がいたことを描いたというだけでもこの映画は価値があります。ただ、もう少し一つ一つのエピソードを掘り下げて欲しかった。ドイツ人の音楽教師・体操教師と生徒たちとの心の通い合いやカメラを撮っていたドイツ人青年と村娘の淡い恋などの伏線がいまいち弱く、ラストの第九演奏会へ向かってやや盛り上がりに欠けたように感じました。

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2007年5月11日 (金)

ミュータント

『Xメン・ファイナルディシジョン』を見ました。じつはこのシリーズ大好きなんです。アメコミヒーローものの映画ってたくさんあるけど、なぜかこれだけはグッときて涙が出そうになることもあるんです。ミュータントたちの悩みと苦しみに共感してしまうんですよね。今回は、目を開くとレーザー光線が発射されてしまうスコットとリーダーのプロフェッサーがなんと殺されてしまいます。衝撃ですねえ。で、殺したのは・・・言わないでおきましょう。まだ見ていない人もいるだろうし。ところで、それぞれのミュータントの特殊能力がこの映画の見所のひとつだと思いますが・・・何と言ってもあの美しいハル・ベリーの演じるストームがかっこいいですよ。気象状態をどんな風にも操れてしまうんです。気になるのはラストです。人間になったはずのマグニートー(金属を自由自在に操れるミュータントだった)がチェスをしているんですが・・・あれ?チェスの駒が。どうやら「ファイナルなんやら」と言いながら、まだ続きそうですね。

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2007年4月30日 (月)

今頃ですが

やはりレンタルDVDで今頃になってロン・ハワード監督『ダビンチ・コード』を見ました。なんだか忙しいストーリーですね。「シオン修道会」とか「オプス・デイ」とか謎と命をねらう組織がやたら多いし、人間関係を整理しきれないうちにいつの間にかどんでん返しが続き・・・最後はまあ「やっぱりね」という感じのラストでした。導入シーンで主人公であるトム・ハンクスが講演しているシーンの図像学の解説と「最後の晩餐」の謎解き(かなり強引かとは思うけど)は面白かった。でもまあ、そんなところでしょうか?えーとそれから・・・トム・ハンクスの相手役の女優の横顔がなんとなく竹内結子に似てました(ある方向からの限定ですが)。頭をからっぽにして見るのに適した映画です。ただし、からっぽとは言っても複雑な人間関係と組織に思考をめぐらせることが苦手な人は少々面倒な映画かも知れません。

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2007年4月29日 (日)

国のない悲しみ

レンタルDVDでS・スピルバーグ監督『ミュンヘン』を見ました。ミュンヘンオリンピック開催中のテロ事件は私も記憶しています。当時、私は小学校6年生でした。小学生ですから当時はその政治背景なんぞまるで知らなかったわけで、ただひたすら「オリンピックが途中で中止にならないで欲しいな」と思っていましたね。で、この事件後にこんな報復テロ事件があったなんて全然知りませんでした。イスラエルの純粋な愛国者が暗殺者になってしまうというストーリーです。じつは誰しもがそうなる可能性を持っているんだ、ということをリアルに描いています。そして、自分が狙われる立場に逆転していくその恐怖も伝わってきます。偶然にも居合わせてしまったパレスチナゲリラ・PLOのグループリーダーとユダヤ人組織の主人公(こっちは素性を隠している)が会話をするシーンが印象に残りました。PLOのリーダーは言います。「国をもっていない我々の悲しみは誰にも理解はできない」「自分の国を持てるのが100年後だってかまわない」・・・こういうセリフは豊かな自然と温暖な気候、過去に他国に躙された歴史もなく、そして民族と国家が奇跡的に一致している私たち日本人には一生理解できない重さがありますね。

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2007年2月 7日 (水)

硫黄島⑫

DVD『鎮魂硫黄島』(東北新社)を入手。予想以上にいいDVDです。硫黄島のすべてがわかります。やはり、映像の力は凄いですね。文字で得た情報が頭の中で映像に変わっていきます。想像していた通りのこともあれば、違うイメージを持っていたところもありました。このDVDで初めて知ったのは日本軍の地下トンネルが場所によっては地下3階構造になっているということです。これは驚きでした。掘るだけでも凄いことなのにこんなに精巧なものをあの悪条件下で作っていたのは驚異です。DVDの中である証言者がこう言っていました・・・「アメリカ軍との戦闘が始まってほっとしたんです。ああ、これでもう穴を掘らなくてすむって。穴掘りは戦闘よりも苦しかったんですよ」。また、戦後の日米合同慰霊祭のエピソードも胸を打たれます。

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2007年1月 6日 (土)

ベネチア総督の選び方

今日もテレビ番組から・・・。NHK『探検ロマン世界遺産スペシャル ベネチア地中海の女王・水上の迷宮都市』を見ました。他民族の侵入から身を守るためにラグーナと呼ばれる海の干潟に都市を造ったベネチア。なんと干潟の島に10メートルほどの木の杭を隙間なく打ち込んでその上に町を建設したんです。すごいですねえ。しかし、その木は腐らないんでしょうか?そこがちょっと疑問です。一番驚いたのはベネチアのリーダーたる総督の選び方です。とにかく貿易で成り立っている国ですから「貴族」と命名された商人が政治を行っていたんですね。これが約1000人! で、この1000人の中から一人の総督が選ばれるわけだけど・・・なんと抽選と選挙をそれぞれ10回繰り返して一人を選出したんだそうです。しかも、抽選のクジは子どもに引かせるという徹底ぶり。ベネチアの発展のために一人の人間に権力が集中することを極端に嫌ったらしいんです。総督になっても非常に厳しい戒律のようなものがあり、手紙一通すら勝手に見ることはできないんです。違反した総督は処刑です。いやーすごいです。

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2007年1月 4日 (木)

ピラミッドは墓じゃない

ちょっと遅くなりましたが、あめましておめでとうございます。元旦と2日は食べて飲んでの典型的な正月を過ごしましたが・・・3日はテレビに釘付けでした。TBSの『古代エジプト大冒険!!』という4時間半のスペシャル番組です。少年時代に「ツタンカーメンの謎」という本を読んで以来、ピラミッド関係の情報にはワクワクしてしまいます。いやあ面白かった!知らないことがわんさかとあり、4時間半があっという間でした。ツタンカーメンはもともとはツタンカーテンだったんですよ。権力闘争に巻き込まれた少年王はアテン神の名を取るツタンカーテンからアメン神の名前を取るツタンカーメンへと名前を変えさせられるんです。知らなかったなあ。また、ピラミッドは「魂の復活・再生の場」であるという吉村説にも興味津々でした。吉村作治ってすごいですね。説得力がありました。ピラミッドの話に辿りつくまでにツタンカーメン・ミイラ・ラムセス2世の神殿の話と随分遠回りでしたが、結果的に遠回りしたおかげでよーく理解できたように思います。太陽神ラーやアメン神など古代エジプトの神々について理解できてはじめて古代エジプトの全体像が見えてきたように思います。井沢元彦氏が言うように当時の人々の「死」に対する考え方がわからないと歴史は正しく理解できませんね。

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2006年12月24日 (日)

硫黄島③

C・イーストウッド監督の硫黄島2部作のもう一本『硫黄島からの手紙』を見てきました。『父親たちの・・・』より圧倒的にいいです。戦争を善悪や後知恵の「平和思想」とやらで描くのではなく、戦場にいた人間そのものをリアルに描くというイーストウッドの想いが伝わる作品です。なぜか、ラストに摺鉢山が映し出されたとき涙が溢れてきました。もちろん、渡辺謙もいいんですが、この映画は若い西郷を演じる二宮和也が素晴らしいです。いろいろな映画賞にノミネートされそうな気配らしいけど、わかりますね。ところで、この映画はいわばアメリカ人監督によるアメリカ資本の「日本映画」なんです。どう考えてもこれは「日本映画」です。演じているのは日本人だし、全編日本語だし、日本側から見た硫黄島です。でも、監督も脚本もアメリカ人なんです。これって凄いことだと思いませんか?だって日本人監督で日本資本でアメリカ映画って作れると思いますか?絶対無理でしょうね。それを考えると「C・イーストウッドとアメリカって凄い」と素直に思います。久しぶりに胸に迫るものを感じるいい映画でした。でも、本当は私たち日本人が自分たちでこういう本当の戦争映画を作るべきですよね。日本には底の浅いこすっからい反戦映画やドラマが多すぎます。

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2006年12月17日 (日)

硫黄島①

ブログ仲間・圓縁庵氏も見たというC・イーストウッド監督『父親たちの星条旗』を昨日見て参りました。まずはCGのすごさですね。当時のアメリカと日本の物量差が目で見て実感できます。じつは硫黄島については何冊か本を読んでいるんですが・・・摺鉢山の形、アメリカ軍の猛爆、日本軍の地下トンネルなどイメージが鮮明になりました。それにしても、圓縁庵氏も言っていますがとにかく凄惨な戦いです。わざとだと思いますが、戦闘シーンはモノトーンでプリントされていてドキュメンタリー風になっているんです。これがリアルな感じを演出していてむしろ怖いぐらいでした。さて、ストーリーは硫黄島の星条旗をめぐって「作られた3人の英雄」の苦悩を描いています。私はインディアン出身のアイラ・ヘイズを演じたアダム・ビーチが存在感があってよかったと思います。「戦争体験」なんていう言葉がありますが、戦場体験と戦争体験には相当な違いがあります。冒頭にある「本当の戦争を知っている者は何もしゃべらない」というセリフはかみしめたい言葉です。

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2006年9月16日 (土)

ついにカッコイイ

ちょっと遅すぎですが・・・役所広司・妻夫木聡主演『ローレライ』をついに見ました。面白かった、というよりも日本映画にもこういう超大作型娯楽戦争映画がついに出てきたか!とうれしくなりました。だいたいこれまでの日本の戦争映画は「暗く」「じめじめ」と最後は「戦争ハンターイ」と描かなければならないかのような呪縛があったように感じます。そこを脱却してカッコイイ戦争映画になっているところに価値があるといってよいでしょう。一言で言えばこの映画のテーマは「男」です。「男」を描ききっているがゆえにカッコイイ戦争映画に仕上がっているのです。内容の方ですが、原爆とドイツを秘密兵器ローレライで介し、主たる舞台である潜水艦と結びつけている話の筋はよく考えたなあ、と思いました。でも、登場人物の一人・浅倉大佐の国家自殺論だけはどうにも理解できませんがね。なお、役所広司の艦長のセリフは全編カッコイイです。

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2006年9月11日 (月)

強い神様の必要性

チャールトン・ヘストン主演『十戒』をレンタルで見ました。もう何回も見ているんだけど、宗教の本などを読んでいる関係で無性に見たくなったんです。古き良き時代の映画です。落ち着いて見ていられます。敵役のユル・ブリンナーがすごく印象に残りました。存在感という意味ではチャールトン・ヘストンよりも上ですよ。今回は「神というのは本当は怖いんだ」という感想を持ちました。神がエジプト王の言動に怒り、エジプト中の長男を殺すシーン(ヘブライ人たちはひつじの血を玄関に塗って助かる)は神の怒りの怖さを目の当たりにしますね。いわゆる唯一神は私たち日本人の考える優しい神様とは絶対に相容れないものです。でも、過酷な自然の中で生活している民族はこれぐらい強い力を持った神がいないと「まとまる」ことのできないのかもしれません。農耕民族であり「和」の国・日本人はそんなに強い神様がいなくてもかんたんに「まとまる」ことができるのでしょう。これほどに違う考え方を持っているイスラエルやアラブの人たちのことを日本人が理解するのは相当に難しいことだろうな、と思いました。

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2006年8月24日 (木)

五七五

昨日はレンタルDVDで『恋は五七五』というのを見ました。ばかばかしいけど面白かったし、ラストはなんとなく力が入って見てました。『シコふんじゃった』や『ウォーターボーイズ』と同じ系統の内容。やる気のない奴や自分に自信がもてない奴なんかが「俳句甲子園」を目指すんです。敗者復活戦の吟行でチームで作った句ではい上がり、準決勝で強豪・古池高校に逆転で勝利するところがクライマックスです。『スイングガールズ』と同じで、ややテンポが悪いなと思うところや描き込むべきところがずれてると思うところもありますが、まあいいかな。主演の関めぐみはなかなか存在感がありました。これから注目しておこうと思います。

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2006年8月20日 (日)

また映画見ました

この土・日もレンタルDVDですごしました。『博士の愛した数式』・・・原作の方が圧倒的にいい。深津絵里ははまり役だけど、他のキャステイングにやや問題があったかも。ルートくん役にもっと力のある子を起用して欲しかった。この物語は10才のルートくんが最重要だと思いますよ。博士とお手伝いさんが心を通わしていくのはこのルートくんの存在なんですから。それから浅丘ルリ子はいらないなあ・・・この物語には存在がキツすぎる。『スターウォーズ シスの復讐』・・・面白かった。なぜアナキン・スカイウォーカーがダースベイダーへと変わってしまったのか?よーく理解できました。若い純粋な心というのはより強い力、より美しいもの、より単純な思考へと惹かれていってしまうものです。でも、本当の真実はじつは薄汚れていて、一見するとわかりにくいところにあるものなんですよね。「暗黒面」のパワーは恐ろしい。最近、私の周りにもこれが垣間見えます。このトシになるとそれがよくわかります。

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2006年8月13日 (日)

この夏休みに見た映画

夏休みも終わりました。結局どこへも行かずに家でレンタルの映画を見てすごしました。『コンスタンティン』・・・理屈抜きに面白かった。ハラハラドキドキで久しぶりにハリウッド映画の面白さを満喫。『コーラス』・・・フランス映画。いいお話でした。でも、主役の先生と対役の生徒はいいんですが、他の子どもたちの描き方がやや不足と感じました。 『NANA』・・話題のマンガの映画化ということですが、つまらなかった。どちらのNANAもただ男に翻弄されているだけで、何を目指しているのかよくわかりません。 『交渉人真下正義』・・・この「踊る大捜査線シリーズ」のスタッフはセンスがいいですね。とにかく娯楽映画としての要素は全部入ってます。頭からっぽにして楽しめます。 『ALLWAYS・三丁目の夕日』・・・泣きました。かなりボロボロきちゃいました。昭和30年代は私の生まれた時代です。人情がそのままこの時代背景にピッタリなのはなぜなんでしょうね。最高の一作でした。

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2006年8月 8日 (火)

怪獣が速すぎる

レンタルDVDで『ゴジラファイナルウォーズ』を借りてきて見ました。物語は最低の出来でした。つまらないゴジラ映画NO1は間違いないでしょう。さて、それはいいとして一番悲しいのはどの怪獣も動きがあまりにスピーディーなこと。これが最も違和感を感じたところです。いっぱい懐かしい怪獣が出てくるんですが・・・カマキラス、クモンガ、ラドン、アンギラスなどなど。どの怪獣も、もっとノッシノッシと重量感のある動きをしてくれないと・・・。あんなの怪獣じゃない!あんな飛び跳ねてる怪獣はいない!と言いたくなりますね。CGですごくリアルな動きが出せるようになったかもしれないけど、やっぱりゴジラはあの音楽で勇壮に出現してきて欲しい。

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2006年7月30日 (日)

忍者とバットマン

久しぶりにレンタルでDVDを借りてきて見ました。 『バットマンビギンズ』です。確かバットマンシリーズの最終作のはず。内容はタイトル通りバットマンの誕生秘話なんですが・・・なんとバットマンのベースは日本の忍者!だったという衝撃の導入でした。バットマンことブルース・ウエインは「戦い」のすべてを忍者に教わっていたんでねえ。ただし、その後のバットマンの話と辻褄を合わせるためにこの忍者組織とは決別し・・・後は見てみて下さい。面白かったのはバットマンの秘密基地や装備が手作りで制作されていく過程です。なお、過去のバットマンシリーズよりテーマがなかなかシビアです。これまでの娯楽シリーズに対してやや一線を画しています。みなさんご存じの通り、この作品には渡辺謙が出演しています。でも、ケン・ワタナベの役柄は少々物足りないです。たいしたもんじゃありませんでした。この点はがっかり・・・もっと凄い悪役なのかと期待しましたが残念です。私が監督なら死んだはずのケン・ワタナベは生きていたことにしてラストでビシッとバットマンと対決させますがね。

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2006年3月20日 (月)

仙石は語らなかった

真田広之・寺尾聡・中井貴一などが出演の『亡国のイージス』を見ました。期待を裏切らない面白い映画でしたね。日本でもこんなサスペンスアクション巨編ができるんだな、と感心しました。とくにホン・ヨンファ役の中井貴一が好演ですよ。冷酷無比な異国人の工作員役がピタリとはまってました。しかも、このホン・ヨンファのセリフがいちばん重いんです。「見ろ日本人これが戦争だ」「まだ日本人は戦争を理解できないのか」「だから日本人はだめなのだ」など痛いところをグサッときますね。見た人は自分がまるで「戦争」について考えたことがないこと、そしてそれを理解しようとしていないことにハッとすると思います。で、結論から言うといい映画なんですが・・・ひとつかなり重要な不満があります。主人公の仙石先任伍長(真田広之)が自分の国家観を一言も語らなかったことです。ほかのすべての役は何かしか国家について語っているんですが、主人公だけは何も言わないんです。言うのは「絶対死ぬな」「この艦を守るのが俺の任務だ」の2つです。別にこのセリフに文句をつける気はないですよ。でも、命を守ることも艦を守ることもどちらも国と切り離しては考えられないはず。艦を守ることが国を守り、そして大事な娘の命を守ることになっていたはずです。そこんところは意図的にぼやかされていたなあ。ここがこの映画の限界だな。

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2006年2月18日 (土)

救いの瞳

久々にレンタルでDVD借りてきました。C・イーストウッドの『ミリオンダラーベイビー』です。アカデミー作品賞他4部門受賞の作品です。前から見てみようと思っていたんで見たんですが・・・なんか暗い気持ちになっちゃいました。ボクシング映画ですから、嫌な予感はあったんです。だいたいボクシングが題材で明るい映画って『ロッキー』ぐらいでしょ。『レイジングブル』なんかも暗かったしね(あれはあれで僕の好きな映画の一つなんですが)。でも、なにはともあれ主人公の女子プロボクサー・マギーがいいです。ラストの老トレーナー・イーストウッドとのキスシーンのあの美しい瞳が唯一の救いですね。確か主演女優賞を取っているはずだなあ。これから見る人もいるだろうから内容には触れませんが、ハリウッド映画だから・・・なんて思ってみると私のように辛いことになりますぞ。

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2005年11月 4日 (金)

ターニングポイントの7

久しぶりに『トゥルーコーリング』をレンタルで見ました。第7巻。この13話と14話はシリーズのターニングポイントですね。重要なエピソードです。13話はすでに死亡しているお母さんについて、14話は生きていているお父さんとの再会があります。ますます複雑になる伏線の数々。恋人ルークとの微妙な関係。さらに、気になる新しい同僚・ジャックとの出逢いも何か今後の新しい展開を感じさせますね。まだ見ていない人はぜひとも1巻からご覧下さい。暇つぶしにも最適だし、ドキドキしたい人も満足のシリーズですから。トゥルー役のエリザ・ドシェックの魅力が見れば見るほど伝わってきます。

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スイングしてない

遅ればせながら『スイングガールズ』を昨日見ました。予想通りかな。この監督は題材の発見能力はすごいけど、映画そのものの演出は二流です。いつもつまらない。けど、題材の面白さだけでなんとかしちゃう、という感じでしょうか。出だしの夏休みの補習シーンからのはじまりはいいですよ・・・で、ラストの『ベニイ・グッドマン物語』のカーネギーホールの場面のパクリもいいです。でも、その間はヒドくないですか?あの女の子がなんでまたジャズが好きになったのか?ド素人メンバーがどうして上達していったのか?そういうことがまるで描かれずに、どうでもいいようなイノシシとかテープ出し忘れとか余計なエピソードが多すぎるんだよね。もう少しあの女の子たち(男も一人いるけど)ひとりひとりの内面を描き込んで欲しい、と思うのはわたしだけでしょうか?私にはこの映画自体がスイングしてないように感じました。

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2005年9月11日 (日)

やはりハマってます

この間、『トゥルーコーリング』の2~4巻まで見ました。うーんやっぱりハマッてしまいました。面白いですねえ。毎回のどんでん返しはもちろんのことですが、だんだん登場人物に親しみがわいてきて、トゥルーが彼氏のルークとうまくいくのか?弟は?お姉さんは?・・・はたまた同じ死体安置所の上司デイビスはやっぱトゥルーのことが好きなのか?・・・などなど続けて見なくてはいられない状況になってきています。自分をなげうって人助けをするトゥルーのけなげな姿が魅力です。

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2005年9月 3日 (土)

トゥルーコーリング

さっきの『ひばり十八番弁天小僧』を返しついでに今、話題の『トゥルーコーリング』の1巻を借りました。パッケージを見てたらそばにいた2人組のオネイチャンたちが話してました。「これ。アタシはまっちゃった。ゼッタイおもしろいから」って。よくあることだけどこういうTVシリーズものは最初の1巻が半額なんですよね。さっそく見てみた・・・うーんなかなか引き込まれるなあ。死者の声が聞こえる・・・1日が逆戻りしてやり直せる・・・こういう設定って憧れますよね。まだ2話しか見てないけど、このシリーズの隠れたテーマは「人助け」みたいです。第2話の消防士の話ではやくも泣けちゃいましたねえ。脚本もけっこう工夫されてて必ず一つ二つは「オッ」という意外な展開やどんでん返しがあります。はまるのが分かる気がする。

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知らざあ言って

美空ひばり主演映画をまた見ました。『ひばり十八番弁天小僧』です。あの「知らざあ言って聞かせやしょう」のセリフで有名なやつですね。ああこういう筋なんだ、と初めて知りました。今回も若山富三郎や里見浩太郎が共演なんだけど若くてかっこいいなあ。ヒロインは花園ひろみ・・・って確か山城新吾の奥さんですよね。

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2005年8月28日 (日)

笛吹童子

『笛吹童子』を見ました。白黒です。「笛吹童子」って名前は聞いたことあったけど内容は全然知らなかったんです。それで見たんですが、予想した内容とまるで違ってました。笛吹童子っていうヒーローが活躍する話だと思ったら、かなりビッグなストーリーで大冒険時代活劇っていう感じでしょうか。登場人物が多くてけっこう複雑です(たぶん原作から見ればかなりダイジェストなんでしょうけど)。菊丸(中村錦之介)・萩丸(東千代の介)の兄弟が主人公。妖術を使う霧の小次郎、胡蝶尼。悪者は赤垣玄播、ヒロインは桔梗・・・。第1部髑髏の旗・第2部妖術の闘争・第3部満月城の凱歌の豪華一挙3本立て。特撮は今からみれば幼稚だし、話の展開も・・・。でも、思ったのは戦国時代あたりはこうした冒険活劇にぴったりです。なんでもあり、ですから。日本にもこうした独自の世界をもつ怪奇冒険ものはあるんだから、このへんをうまくリメイクしてヒット作にできるんじゃないかなあ

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2005年8月26日 (金)

江戸っ子だってねえ

昨日は美空ひばり主演の『ひばりの森の石松』を見ました。もちろんTUTAYAの200円セール。昔の日本映画を見たくなって・・・。いいですよねえ。勢いがあるっていうか。それに金かけて凝ってるよなあ。有名な「おまえさん江戸っ子だってねえ」「神田の生まれよ」のシーンは粋な言葉の響き・リズムに心地よくなりますね。脇役の里見浩太郎も若山富三郎も若くていい男なんです。いやあ疲れが取れます。

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2005年8月20日 (土)

密室劇ですね

三谷幸喜の『笑の大学』を見ました。まあまあ面白かったと言っておきましょう。役所広司はもちろんだけど稲垣吾郎ちゃんも気の弱そうな喜劇作家役よかったですよ。一種の密室劇です。『ラジオの時間』もそうだったけど、こういうジャンルは三谷幸喜はうまいね。ただ、他のものとなるとどうかなあ?

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2005年8月10日 (水)

トム・ハンクス

昨夜はトム・ハンクス主演『ターミナル』を見ました。ほんとにアメリカ映画らしい映画で、久しぶりにぐっーと引き込まれました。面白かったあ!それにしても空港っていうのはおもしろい場所です。大きい国際空港ならたいていの店はあって、なんでも揃っちゃうんですね。そんなもことも含めて物語の設定がまず引き込まれます。この映画は脇役(インド人のおじさんとか警備の人とか)がまたいい。おもしろい映画の重要要素です。ヒロインのスチュワーデス役・キャサリン・ゼタ・ジョーンズもいい感じでした。満足の一作です。トム・ハンクスものとしては『キャストアウェイ』(無人島に行っちゃうやつ)でボールとお話するシーンが印象深いけど、この映画で英語がわからないでトンチンカンな会話をするところもすごくウマイです。

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2005年8月 7日 (日)

トラの演技に感服

『トゥーブラザーズ』を見ました。確かおすぎとピーコがCMで宣伝していましたよね。2匹のトラの兄弟のお話。とにかくトラの演技が驚きです。目まで見事に演技してます(もしかしてCGかなあ)。でも、このトラを見るだけでも価値はあるかもしれない。けっこう癒されますよ。ストーリーは動物映画にありがちな身勝手な人間に翻弄される動物・・・です。ここに少年とトラに心を揺り動かされるハンターが付け加わって泣ける話に。

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2005年8月 4日 (木)

B級娯楽映画もいい

ジュード・ロウ主演の『スカイキャプテン』見ました(またTUTAYAの旧作200円セールです)。時代設定はハチャメチャです。戦後すぐなんだけどイギリス海軍が空飛ぶ空母を持っていたり、飛行船がいっぱいだったり。スクリーンはレトロっぽい仕上げでなかなか凝ってる。内容は007とインディ・ジョーンズとスターウォーズとサンダーバードのいいところを全部もらい!っていうんで・・・全部足して4で割ったという感じでしょうか。ま、頭をからっぽにして楽しむB級娯楽映画ですね。ジュード・ロウは『スターリングラード』のストイックな狙撃手役もカッコよかったけど、この作品のJ・ボンドっぽい二枚目もなかなかよかったですよ。

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2005年8月 3日 (水)

オオカミ

もう一枚借りてたDVD『キムと森のオオカミ』を見ました。ノルウェーの映画らしい。何語でしゃべっているのかわからなかった。少女と動物・・・ですからもう決まった型通りのストーリーです。オオカミがかわいいですよ。ほんと犬みたいに。ファミリー向けです。ウチの中2の娘も気に入ってました。

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2005年7月29日 (金)

子どもが主人公の作品から

 唐突に・・・最近、子どもを主人公にした映画にいい作品が多いと思います。で、2~3気に入っているものをご紹介。                                     ①まず『運動靴と赤い金魚』ーけっこう話題になったから見た人も多いでしょう。素朴で純粋な兄弟愛の映画。                                           ②次は『裸足の1500マイル』ーオーストラリアが舞台の問題作。アボリジニの子どもを家族から無理矢理引き離し(拉致ですよ)、英語を強制するイギリス。主人公の少女と姉妹がこの学校から脱走するお話。実話なんです。                           ③『ぼくの好きな先生』ーフランス映画です。これが一番のお勧め。最初は気付かなかったんだけど、ドキュメントなんです。定年を迎えた先生と田舎の生徒達とのお話。

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松たか子、好演です

 水曜日は近所のTUTAYAが200円セールなんで・・・『隠し剣鬼の爪』借りてきました。時代劇路線を進み始めた山田洋次ものとしては『たそがれ清兵衛』よりいいんじゃないかなあ。主人公のストイックな生き方がぐっときますね。「サムライ」を知りたい異国のみなさんにもお勧めじゃないかな。それに何と言っても松たか子がいいです。はまり役だと思いますね。泣かせますよ。いいお話でした。見ていない人にはもうひとつ。「隠し剣」の秘技が意外なものです。

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